【剣盾S19シングル最終95位】正義の刃と黒馬スタン
初めまして、ものまと申します。
今回は剣盾S19にて、人生初のレート2000達成&最終2桁達成ということで構築記事を書かせていただきたいと思います。初めて構築記事を書くので至らない点などあるかもしれませんが、よろしければご覧ください。(以下常体)
(サムネ用)
1.結果
TN:ものま
最終レート 2001(最終95位)
64勝30敗
2.構築経緯
エルレイドの相方として、環境で最も多いエルレイドの役割対象であるポリゴン2を呼ぶことができ、また、環境的にゴースト技の通りがよいと感じていたため、速くて攻撃力のあるアタッカーとしてレイスポスを採用。
この2匹にはゴースト技が抜群で入ってしまうため、環境に多いゴーストタイプであるドラパルト、ミミッキュに強いポケモンとしてポリゴン2を採用。
ここまででウーラオスやウオノラゴンが重いので、それらに対するクッションを果たしつつ、怒り挑発による削り・崩しが行えるカプ・レヒレを採用。
電気・地面の一貫切り、サンダーやエースバーンにダイマ込みで強いポケモンとしてサイクルも行えるランドロスを採用。
最後に、構築単位で重かったゴリランダーに強く、フリーズドライを抜群で受けない第2のエース枠として、テッカグヤを採用して完成。
3.個体解説
エルレイド@弱点保険
特性:正義の心
性格:意地っ張り
実数値:175(252)-160(+4)-117(252)-x-135-100
総合耐久を高めるためにHB振り、余りA
技構成:ドレインパンチ/雷パンチ/トリプルアクセル/ビルドアップ
個人的に全エルレイドの型の中で一番強いと思っているエルレイド。
有利対面でビルドアップを積むことによって、両面硬いアタッカーと化す。
また、ビルドアップと弱点保険の相性も良く、交代で出てきたポケモンとダイマックスの撃ち合いをし、そのまま2タテ、3タテする試合もあった。
技構成は、メインウエポンのドレインパンチ、コンセプトのビルドアップ、飛行タイプに打点を持つためのトリプルアクセルは確定として、残りはカプ・レヒレに打点を持つためにリーフブレードか雷パンチの選択であるが、受け崩しを担えるようにするためにエアームドに強い雷パンチで使っていた。ほぼ撃っていないので構築に合わせてカスタマイズできる枠ではあると考える。
毎試合投げることができる枠ではなかったが、選出した試合は活躍してくれる頼もしい相棒だった。
選出率4位
レイスポス@拘り眼鏡
特性:黒の嘶き
性格:控え目
実数値:175-63(個体値4)-84(28)-216(+252)-100-179(228)
C特化、Sは最速110族抜き(最速キュウコン抜き抜き)、余りB
技構成:シャドーボール/マッドショット/破壊光線/寝言
エルレイドの相方として採用した黒馬。
冠の雪原がリリースされて一目惚れしてからいつか使いたいと思っていた。
8割以上の試合に初手で選出し、荒らしていた。
環境的にゴースト技の通りがよく、眼鏡による想定外の火力の押し付けはとても気持ちの良いものだった。
技構成に関しては、タイプ一致技のシャドーボール、ダイマックスを切ったときの対面性能を考え破壊光線、ダイアースによる相手視点で見えづらい崩しを行えるマッドショット、ダイマックスを切ったときのダイウォールの媒体になり、欠伸に怯えず動くための寝言で完成。
初手からダイマックスを切って荒らす動きも、スイーパーとしての動きも出来てかなり強いポケモンだった。なぜここまで使われないのか不思議なくらいである。
今回の構築のMVP
(個体値4なのはただの妥協です)
選出率1位
ランドロス@オボンの実
特性:威嚇
性格:慎重
実数値:195(244)-166(4)-111(4)-x-143(+236)-114(20)
できる限りHDに厚くして、余りAB
技構成:地震/空を飛ぶ/岩雪崩/剣の舞
普通のHDランドロスで、本構築の過労死枠。
構築内でサンダーに明確に有利なポケモンがランドロスしかおらず、サンダー入りにはかなりの割合で選出していた。
技構成はいたって普通なので省略。
威嚇によるサイクル性能、無効タイプ2つという優秀な耐性、積み技とダイジェットによる抜き性能、どれをとっても本構築に欠かせない存在だった。
選出率3位
カプ・レヒレ@食べ残し
特性:ミストメイカー
性格:図太い
実数値:177(252)-x-180(+228)-116(4)-151(4)-108(20)
Sは同族意識の20振り、可能な限りHBに振り、余りCD
技構成:ムーンフォース/挑発/黒い霧/自然の怒り
両ウーラオスやウオノラゴンに強いクッション枠として採用した。
特に悪ウーラオスはレイスポスが明確に苦手な相手であるため、ウーラオス入り構築にはレイスポスの選出率的にもかなり選出していた。
技構成に関しては、タイプ一致でウーラオスやウオノラゴンへの打点になるムーンフォース、あらゆる場面で重宝する挑発、起点にならないようにしたりバトン構築へのメタとして使ったりする黒い霧、高耐久ポケモンに削りを入れたり挑発と合わせて裏のポケモンの圏内に入れやすくなる自然の怒りで完成。
水技を切ったことによる弊害がなかったとは言えないが、この技構成でよかった場面の方が圧倒的に多かったため、間違っていないと思う。
選出率2位
テッカグヤ@パワフルハーブ
特性:ビーストブースト
性格:臆病
実数値:201(228)-x-123-127-125(28)-124(+252)
S最速、ダウンロード対策にD振り、余りH
技構成:エアスラッシュ/メテオビーム/宿り木の種/身代わり
元々この枠はドヒドイデだったが、ゴリランダーがすごく重かったので、最終日付近にテッカグヤに変更した。確かにゴリランダーには強くなれたが、エースバーンなど、変更前にドヒドイデで受けていたポケモンを受けられなくなり、前のめりの戦い方を強いられるようになったので慣れるまでに時間がかかり、信用度もあまり無かったため、選出率は抑えめだった。変えるならこの枠だと思う。
技構成は一般的な補助技を採用したメテオビームテッカグヤだと思うので省略。
選出率6位
ポリゴン2@進化の輝石
特性:アナライズ
性格:呑気
実数値:191(244)-100-155(+244)-125-118(20)-72
H実数値16n-1、D20振りで火力補正のかかっていないサンダーのダイジェットを2耐え
余りB
技構成:破壊光線/放電/イカサマ/自己再生
多分珍しい型のポリゴン2。
レイスポスが隙を見せるドラパルトやミミッキュに強めで対面性能もあるポケモン。
もちろんこのポケモンは強いのだが、それゆえに対策は取られているので、簡単に積まれないようにするなどのケアは必要なポケモンであると感じた。
技構成に関しては、かなり欲張っており、ダイアタックの火力が凄まじく、エースバーンにもダイマックスの撃ち合いで勝てるようになる破壊光線、物理アタッカーに撃ったり、ダイアークにして後発で倒しやすくしたり、次ターンのダイアタック(破壊光線)の火力を上げたりなど、いろいろ便利なイカサマ、テッカグヤの身代わりループに入らないための放電、体力管理の自己再生で完成。
攻めっ気のある構築への対面性能だったり、詰まないような選出を迫れたりするのは強い点だったと思う。
選出率5位
4.選出について
基本的には初手レイスポス@2で、刺さっているポケモンを選出する。
その中でも多かった選出を明記する。
+ +
この選出が一番多い選出であり、恐らく全試合の半分近くはこの選出をしていたと思う。基本は初手のレイスポスで荒らし後続で詰める戦い方であるが、柔軟に最低限のサイクルを回すこともできる選出でもある。また、レイスポスの処理が難しい相手はダイマックスを使って強引に突破してくることがあるので、その際はカプ・レヒレでダイマックスを枯らしてランドロスで切り返したり、ランドロスを2番手に投げてダイマックスを切るみたいな動きをしていた。
+ + or
カプ・レヒレを選択した場合は、1より受けに寄った選出であるが、フリーズドライ持ちやパッチルドンなど、ランドレヒレが一貫していているときにこの選出をすることが多い。この選出だと、ポリゴン2がいるおかげでサイクルを回しやすくなり、レイスポスがスイーパーとして活躍することも多い。
エルレイドを選出する場合はバンギラスなど、カプ・レヒレが明確には有利をとれない場合であることが多い。
3.エルレイド@2(レイスポス以外の2匹)
+?+?
レイスポスが出せない構築(悪やノーマルが計2匹以上入っているような構築)に対してはこのような選出をすることが多く、サイクルを回しつつ試合中にどのポケモンを通すか決めてそれを通す立ち回りをすることが多い。
5.重いポケモン・並び
アーゴヨン:悪巧み積まれたらゲームセットになりかねない。
火力のあるサンダー:
直接負けにつながるわけではないが、大きく削られてしまってサイクルが崩壊しかねない。
+ or
高耐久ゴースト抜群+ノーマルor悪の並び:
レイスポスを投げたいが、そのレイスポスが簡単に止められてしまう。
その他あまたの初見殺し:そんなの知りません。
6.最後に
8月頭に期末試験があり、そうでなくとも、ポケモンUNITEもしたいのでS20は潜らないかもしれません。S19の結果で満足してしまったのもありますが...
レンタルパーティもしばらくは公開しておくので、ぜひ使ってみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
7/1 19:56 追記
出来るだけ色違いにしたレンタルパに変えました
8/15 22:49 追記
レンタルパーティを非公開にしました
(レンタル枠がなくなったため)